料理とワインのペアリング(栗豚のグリル 甘長唐辛子添え)

今の季節にぴったりな旬の食材を使った、おすすめフードメニューとワインのペアリングの提案です!!
ぜひ貴店のメニュー作りの参考にしてください。
(選定:当社ワインアドバイザー:永瀬氏)
・栗豚のグリル 甘長唐辛子添え  栗豚(ガリシアポーク)-スペイン産

料理について
肉の赤身の部分も柔らかく、かつ油脂分に甘みを感じさせるような凝縮した旨味があり、しっかりと火入れしながらもパサつかないような仕上げが求められます。口に広がった油脂分をさっぱりさせる甘長の心地よい苦みがアクセントとなるでしょう。

ペアリングの考察
肉の旨味である油脂分をいかにしつこくなく食べられるようにするかが重要。その要因として、しなやかで伸びのある酸味があること、果実味が凝縮していながら、甘味を残さずキレの良い味わいやタンニンを持つことが理想的です。

〈ポイント〉
1:栗豚の油脂を甘味に変えるような凝縮感のある果実味、甘長のピーマン系の香りに通ずるような心地よい苦みがあると良い。
2:程よいタンニンは必要であるが、荒々しさや厳しさがあると肉のジューシー感を損なう可能性があるので気を付けたい。
ペアリングご提案ワイン1
San Patrignano 1978(設立年)  NO 67335
カベルネ・フラン由来のユーカリやセージのようなハーブ香は、甘長と似たニュアンスを持ち、豚肉に清涼感を与える役割も果たしてくれます。

ペアリングご提案ワイン2
Terlano Lagrein Gries NO 98101  
凝縮した果実味がありながら、後味には甘みが少なく、しなやかな酸味が持続します。   タンニンもなめらかで柔らかな肉の食感と共通するテクスチャーを感じられます。
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