ワインの選定方法やおすすめの仕方について

「ワインの選定方法やお勧めの仕方などについてヒントになるようなお話」をお伝えしたいと思います。

 

お客様のお好みに寄り添いながら、ペアリングの考察なども含めて、お客様の好奇心を?き立てるワイン提案が出来れば、またこのお店でワインが飲んでみたいと思っていただける絶好の機会となるはずです。



今回の知っていただきたいテーマは


まずお店の中で最も重要なハウスワインの選び方についてお話をします。

多くのお店でスパークリング、白ワイン、赤ワインを中心にロゼやオレンジワインなども織り交ぜた約5種類から8種類位のワインをお選びになる方が多いかと思います。

最も重要な事はハウスワインとしてお勧めされているワインがそのお店の“顔”であり、ワイン選びのセンスをお客様から試されているという事です。

ハウスワイン=気軽に飲めるグラスワインではありません!


お店の料理を十分に理解するスタッフが、お客様に料理と一緒に飲んで欲しいお勧めのワインであり、ご来店されるお客様満遍なく対応できるような幅広い味わいの懐深さがあるようなワインが良いでしょう。したがって際立った個性を持つワ

インは特定の料理に合わせるなど明確な意図がある場合以外は熟慮が必要ですね。




◎覚えておきたいセールストークは、、、、


もう一つ重要な事は味わいを同じ方向性で固めないということです。実際に私がいろいろなお店をお邪魔した際でも、ワインを選定される方の好みの味に寄っていて全てが似たような味わいのワインが多いリストを拝見したことがあります。

様々なお客様のリクエストに対応できるように、味わいのポートフォリオを分けておく必要があります。

分散の基本形として、白や赤などの色合いを決めます。次にストラクチャーが軽いものから重いものへとバランスを取ります。

次に味わいとして、酸味を中心とした爽やかなワインから、酸味は控えめで円やかなワインというように、対になるワインを選定します。果実味の凝縮具合、タンニンの量、苦みなどアクセントになる味わいの有無、アルコールの度合いなども同様に選んでいけば魅力的な選定が出来るのではないでしょうか?


またハウスワインの選定では分かりやすさも必要です

お客様との会話によってワインを選ぶようなレストランであれば、多少個性があるワインをお勧めしてお客様の興味を引き立てるという方法もありますが、簡単なワインリストなどを作成してお客様自身がお選びになるというシーンを考えるとわかりやすいブドウ品種であったり著名なアペラシオンのワインなどを使うとリストとして意図が明確になり、注文をしやすくなる様に感じられます。

 

このような考え方からワイン選びをする際に、以下にお勧めするワインも候補にいれてみてはいかがでしょうか?



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