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WEB営業企画メモス㈱
これにとどまらず2013年にヴァルポリチェッラ・リパッソのカンポ・チョートリがトレッビキエーリを獲得し、ソアーヴェ・クラッシコとヴァルポリチェッラ両方のワインでトレッビキエーリを獲得した初めてのワイナリーです。
白ワインのカンポ・ヴルカーノはその名の通り、火山性土壌に由来しており、しっかりとした果実味がありながらも硬質なミネラルが全体をしっかりと引き締め、この畑の最大の特徴でもあるリースリングを連想させるペトロール香を感じる事が出来ます。
イ・カンピは2006年創業の新しいワイナリーです。
オーナーのフラヴィオ・プラ氏はモンフォルテ・ダルポーネエリアで4世代に渡り続く『プラ』家4代目にあたる人物です。
フラヴィオは自身の理想とするワイナリーを立ち上げるべく家業での経験に加え、フランス・ボルドーなどでも研鑽を積み、ヴェネト州・ロンバルディア州で栽培・醸造コンサルタントを経て、理想とする土地を探し・見つけたという意味を込めて『イ・カンピ』というワイナリー名にしました。
モンフォルテ・ダルポーネの丘にソアーヴェとソアーヴェ・クラッシコの畑を、ルガーナの南ブレシアよりのなだらかな丘にルガーナの畑をイッラージのプローニョ川を望む山岳・丘陵地帯にヴァルポリチェッラの畑を所有しています。
ワインはそれぞれの畑の特徴やストーリーを名前にしております。
白ワインのカンポ・ヴルカーノはその名の通り、火山性土壌に由来しており、しっかりとした果実味がありながらも硬質なミネラルが全体をしっかりと引き締め、この畑の最大の特徴でもあるリースリングを連想させるペトロール香を感じる事が出来ます。
現地の現行ヴィンテージは2022年なのですが、フラヴィオ氏のおすすめは1年寝かせてから飲んで欲しいとの事なので、ちょうどヴィンテージ2021年は今が飲み頃ですので、是非お試し頂ければと思います。
赤ワインのヴァルポリチェッラエリアはプローニョ川が数千年かけて運んできた砂礫土壌(小石)が特徴的です。水捌けがよく葡萄栽培に適し、赤ワインに理想的な骨格を与えます。砂礫の中に凝灰岩や玄武岩などの火山由来の石も混ざっているため、ミネラル感もしっかりと感じる事が出来ます。
フラヴィオが造るこのエリアの特徴はエレガンスさとカベルネフランに感じるデリケートな青い香りが特徴的です。
ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレはフレッシュさを携え、アマローネ・ヴァルポリチェッラはアルコールのボリューム感とエレガンスさが混在しておりそれぞれの特徴がありますが、私はリパッソのカンポ・チョートリもお薦め致します。
リパッソの名の通り、アマローネの搾りかすを入れて再発酵させておりますが、実はこのリパッソの絞り滓にはイ・カンピの最高峰ワイン・クリュアマローネの搾りかすも入っており、非常にエレガンスに仕上がっています。