ホワイトアスパラ、ホタルイカ、サクラマスのペアリング

トラットリア向けおすすめメニューとペアリングワイン



ホワイトアスパラのバッサーノ風 ビアンケットかけ





【ペアリング考察】
遮光で栽培されるホワイトアスパラガスは一般的にグリーンアスパラよりも太いので、柔らかな食感や旨味を感じやすい春の食材の代表格と言えます。
産地による味わいの違いと、その食材に適した調理法としてサラダ仕立てや茹でる、ソテーする、グリルするなど温度や水分量が変化したり、何を一緒に添えるのかでペアリングの幅が広がります。

【ポイント】
柔らかに茹でたアスパラガスに卵を添えるならば、卵の火入れ度合いに合わせて白ワインやロゼワインがおすすめです。

ご提案ワイン①⇒Il Pollenza Brianello No.37528


ご提案ワイン②⇒Rocca Sveva Bardolino Chiaretto Classico DOC No.45012




ほたるいかと春野菜のスパゲッティ




【ペアリング考察】
鮮度によって味わいが大きく変わる食材ですが、この食材は冷凍されているため解凍の仕方や調理法により味わいに変化が生まれると思います。 イタリアではおそらく見ない食材なので、郷土性よりは合わせる素材やソースによって多くの料理が創作されるでしょう。

【ポイント】
フリットやオイルベースのパスタ料理などは、酸味と果実味が豊かな白ワイン。
トマトソースを加えたパスタなら、軽い赤ワインも楽しいでしょう。

ご提案ワイン①⇒Feudo Arancio Dalila (Grillo/Vio) No.98784


ご提案ワイン②⇒Cerulli Spinozzi Montepulciano dAbruzzo No.41894




蒸したサクラマスと山わさび風味のクリームソース




【ペアリング考察】
春の魚として代表格のサクラマスは、秋の鮭と比べてもしっかりと脂を蓄えたコクのある味わいが魅力的です。
蒸した料理や厚めに切ってソテーするなど加熱することで、出てくる魚の油脂量や仕上げに添えられるソース、食材により合わせるワインが変化してくるように感じます。

【ポイント】
山わさびのような程よい辛みを添えるならば、ややアロマティックな白ワイン
クリームやバターを使ったソースで仕上げるならば樽熟成の白ワインや軽い赤ワインが良いでしょう。

ご提案ワイン①⇒Roveglia Filo di Arianna Lugana No.41812


ご提案ワイン②⇒Le Monde Cabernet Franc Friuli No.35924