夏のカラブリア『リブランディ』特集(6月末まで)


ワインの大地と呼ばれるカラブリア州から、季節に合わせた、カラブリアのトップワイナリー『リブランディ』社の特集です。

暑い夏が始まります。 特産の唐辛子を使った辛い料理とカラブリアワインのアッビナメントをお勧めします。



その昔、カラブリア州では保存の為に、唐辛子を使って新鮮な肉や魚を保存するようになりました。カラブリア人が辛い唐辛子を好み、また保存食を作る必需性があった為です。創造性に溢れていたカラブリアの人たちは次々に独特な特産品を生み出しました。世界中でも、イタリア・カラブリア州の唐辛子を使った特産品はとても多く唐辛子大国カラブリアといっても 過言ではありません。唐辛子畑のすぐ隣では、カラブリア州の土着品種ガリオッポが栽培されています。同じ土地で育った唐辛子とブドウ、テロワールの重要性を感じます。このような食文化から必然的に辛い料理などに合わせやすいワインが誕生していると言われています。



古代ギリシャ人によってブドウ栽培が始まったカラブリアは、紀元前6世紀以前には「エノトリア・テルス」すなわち「ワインの大地」と呼ばれていました。
DOCGに認定されたワインはありませんが、ワイン生産量のおよそ7割を赤ワインが占めています。

カラブリア地方ではその気候(乾燥した地中海性気候)のために作物が潜在的に不作と隣り合わせであったため、イタリアのその他の地方とは対照的に、伝統的に食品の保存に重点を置いてきた為、保存のきく食品や加工品(ンドゥイヤやサルデッラなど)がつくられてきました。
Librandi Ciro Bianco チロビアンコ ・・・ グレーコビアンコ100%で造られる白ワイン。ガリオッポと同様の土着品種。ステンレスタンクで造られるためグレープフルーツやオレンジピールなどの香りが豊かに広がります。

②Librandi Critone クリトーネ・・・シャルドネから感じるトロピカルフルーツや白い花の香りが豊かで味わいに厚みを与えます。ソーヴィニヨンブランの特有のハーブ香が味わいを引き締め心地よい苦みを感じさせます。

③Librandi Ciro Rosso Classico チロロッソ クラシコ・・・カラブリア州を代表する古代品種ガリオッポ。ベリーやスミレの香りがある華やかな印象ながらもスパイスの香りもあり食欲を引き立ててくれる優しいタンニンが特徴的です。

Librandi Duca Sanfelice Riserva ドゥーカ サンフェリーチェ リゼルヴァ ・・チロロッソ同様古代品種のガリオッポから造られますがこちらは、なんと、樹齢30年から40年の古木から収穫されるブドウのみを使用。太陽の光を十分に当たり凝縮された味わいは果実やスパイス香が複雑に絡み合い、しなやかなタンニンが特徴的です。

⑤Librandi Gravello グラヴェッロ・・・古代品種ガリオッポと国際品種カベルネソーヴィニヨンをブレンド。ブレンド後バリックで熟成される為、ガリオッポのエキゾチックな味わいにカベルネソーヴィニヨンの力強いダイナミクな味が調和され、香りはより複雑に味わいはより力強くエレガントに仕上がっています。

バラエティ豊かな味わいで夏のお料理に合わせてみて下さい。




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