ファットリア・オルマンニ特集


サンジョヴェーゼの巨匠・ジュリオ=ガンベッリ氏が手掛けたファットリア・オルマンニ』の特集です。


大樽(1800L)と2 3回落ちのバリックで12ヵ月熟成。鮮やかなルビーレッド。赤系果実のフルーティーな香りの中にジャムのような甘いニュアンスも。フレッシュで伸びやかな酸と果実味、こなれたタンニンが合わさりバランスの取れた飲み口。バランスを重視したクラシカルなキャンティ・クラッシコです。

クラッシックなキャンティ・クラッシコは大樽熟成ゆえのスケールの大きさと奥行きの深さから、冬の味わいの強い料理としっかりペアリングしてくれます。酸味がエレガントで華やかなので、アンティパストやプリモピアットまで様々なペアリングも期待できます最初の一杯目はアンティパストから、2杯目3杯目と時間がたつにつれ香りがさらに開いてきたところで、メインに合わせるなど、時間の経過とともに変化していくワインの面白さも味わえるキャンティ・クラッシコです。



試飲会での一言

ORMANNIを語るうえで「人」の功績が大きいと思います。(もちろんガレストロだったりサンジョヴェーゼではほぼ存在しないアルベレッロ仕立ても大きいですが)ジュリオ=ガンベッリ氏はロッコさんが移籍する前から関わっていてスタイルはずーっと変わらないのですが歴史を聞くと「ロッコさんが移籍されてから格段に美味しくなったと言わざるを得ません」と語ります。ロッコさんのセンスとまじめで実直な仕事、人柄を感じると納得です。

オルマンニはクラシックにこだわりを持ってワイン造りをしていますが、何をもってクラッシックorモダンと区別されているのかロッコさんに伺いました。

 国際品種をブレンドしているか新樽を使っているかがモダン派の定義と一般的に言われています。反対にクラッシック派はサンジョヴェーゼ100%(もしくは補助品種は土着品種)新樽不使用と言われオルマンニはクラシック派と言えます。「オルマンニはビンテージごとの作柄を愉しむ為のサンジョヴェーゼ100%とロッコさんはおっしゃってました。


試飲会にて 左:川頭 義之氏 中央:ロッコ・ジョルジョ氏 右:当社ワイン担当佐藤
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