ロベルト サロット熟成バルバレスコ特集



Robert Sarotto Barbaresco 2009年、2001年ヴィンテージ数量限定入荷。


生産者のセラーで熟成させた限定品熟成「バルバレスコ リセルヴァ」

ワインの熟成に必要な要素、有機酸、残糖、アントシアニン、タンニン、アルコール分、遊離亜硫酸が長い年月をかけて綺麗に熟成したワインです。15年以上熟成したワインの色合いと熟成香、熟成を経て醸し出される、シナモンやスミレ、トリュフ、なめし革などの様々な香りや味わいを楽しんでください。

造りがしっかりとした偉大なワインは熟成することによって、そのポテンシャルを発揮します。まずその熟成香に感動し、まろやかになった骨格のしっかりとした味わいに鳥肌が立ちます。ジビエなどの香りの強い、旨味の強い料理と相性抜群です。是非試してみてください。


葡萄は10月末に手摘みで収穫し、アルコール発酵前に低温マセラシオンをします。その後、29度に温度コントロールしながら15日間、発酵と醸しを行います。しかし、当時はすべての発酵タンクが温度コントロール出来るものではありませんでした。またアルコール発酵が終了した後、果皮と共にさらに10日間長いマセラシオンを行っています。熟成は伝統的なスラヴォニアオークの樽で48ヶ月以上。樽のサイズはまちまちで7hlから50hlのものがありました。その後、セメントタンクとステンレスタンクに入れられ、セラーの片隅で熟成されます。



「大規模なワイナリーでの経験が今に生きる」  
ロベルトはワインスクールを卒業してから父を手伝ってきましたが、その後年間生産量6 500万本というピエモンテの大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。同時にガヴィにある生産者組合のジェネラル マネージャーとしても活躍しました。現在はそれらを辞し、自身の畑を所有、質の高いワイン造りを行なっています。さらに6名の親しいメンバーと共同経営する醸造所のワインメーカーを務めています。またワインに含まれている200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。

「良いワインは畑で生まれ、セラーで育つ」  
ロベルトが最優先で注意を払うのは畑です。自然の生態系を守りながら、化学的なものは減らしていくことで、いつかゼロにしたいと考えています。契約農家にも同様の指示をしています。収穫は2004年から、ほぼ同じ人に頼んでいます。ガヴィ、バローロ、自宅のあるネヴィーリエの3ヶ所にセラーがあります。温度コントロール装置付き発酵タンク、甘口ワイン貯蔵用の温度調節付きタンク、ニューマティックプレス、バキュームフィルター、連続式フィルター、マイクロフィルトレーション装置を備えた2 000本/時間の瓶詰めが可能なボトリングラインなどがあります。

「バローロとバルバレスコはひとつの土地」  
ロベルトは、クリュによる違いと考えています。どちらもネッビオーロにとって最適な土地だからです。




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