『クラウディオ・クアルタ』プーリア州飲食店専売ワイン4種


クラウディオ・クアルタがプーリア州で手掛ける『テヌーテ・エメーラ』の4アイテムが新商品として入荷しました。

Anima di Primitivo アニマ ディ プリミティーヴォ 2021は、ガンベロ・ロッソが発行するコスパワインを選出するワインガイド『BERE BENE』2024年版にて全赤ワインの中で1本だけが選出される『I PRIMI QUALITA/PREZZO NAZIONALI MIGLIOR ROSSO(ベストコストパフォーマンス赤ワイン)』に選出された注目のワインです。 

今回も当社のお客様向けの特別価格をご用意しました。


                            

          
昨年より販売を開始し、日本では当社限定取り扱い生産者『クラウディオ・クアルタ』。

〇グレコ・ディ・トゥーフォD.O.C.G.の中心地トゥーフォ地区にワイナリーを構えるカンパーニャ州『カンティーナ・サンパオロ』、プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアがトレ・ビッキエーリに選出されたプーリア州リッツァーノの『テヌーテ・エメーラ』、1つのワインをつくるためだけに立ち上げられたプーリア州グアニャーノのブティックワイナリー『カンティーナ・モロス』の3つのワイナリーを持つ生産者です。

〇イタリアワインの最も影響力を持つ、ガンベロ・ロッソの評価誌「Vini d'Italia」2024年版では“プディンゲ”グレコ・ディ・トゥーフォが、2023年版では“オーロ・ディ・エメーラ”プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアがそれぞれ最高評価のトレ・ビッキエーリに選出されました。
同じ生産者が違う州のワイナリーで選出されることも珍しく、白ワインと赤ワインの両方で選出されていることからも彼らのワイン造りの実力の高さを証明しています。

当社でも昨年の取り扱い開始以来、多くの反響をいただいています。


今回入荷した4アイテムはいずれもプーリア州リッツァーノにある「テヌーテ・エメーラ」で作られています。



46029 Anima di Primitivo Primitivo di Manduria DOC アニマ ディ プリミティーヴォ

2024年版ガンベロ・ロッソ『BERE BENE』にて全赤ワインの中で1本だけ選ばれる『ベストコストパフォーマンス赤ワイン』に選出

Primitivoは一般的にプーリア州の代表的なブドウ品種のように思われるかもしれませんが、 Gioia del ColleとMandriaの2つのバイオタイプに分かれます。海に近いMandruiaの限られた生産エリアで栽培されるブドウから造られるワインは酸味が穏やかで凝縮感のある果実味が特徴と言えるでしょう。近年は畑内での自然な乾燥も含めてアッパシメントによる凝縮感が加わったワインが日本市場で多く散見されます。 このワインは香りやアタックには凝縮感のあるベリーのニュアンスを持ちつつも、程よい酸味を有し、ミッドから海洋性ミネラル由来のヨード感が旨味となって加わります。余韻にハーブやスパイスの印象が残ることで、他のPrimitivoワインにありがちな残糖感の重さもなくバランスの取れたフィニッシュにより、ブドウ品種個性もありつつペアリングワインとしても万能なまとまりのある味わいが魅力です。


46029 Anima di Negroamaro Lizzano Superiore DOC アニマ ディ ネグロアマーロ リッツァーノ スーペリオーレ

プーリア州で最も代表的なブドウ品種と考えられるNegroamaroはバルサミコのような程よい苦みを含む凝縮した果実味が魅力です。苦みやタンニンが表に出やすいブドウ品種であるからこそ単調な味わいになる可能性もある訳ですが、このワインは中心に心地よい酸味が持続することで全体のストラクチャーを軽やかにしていますが、同時に海から近い畑であるからこその海洋性ミネラル由来の塩味が加わり、果実味が単調でなく旨味として出汁のように追いかけてきます。これ程までにブドウ品種個性を忠実に表現し、かつ現代的に軽やかに仕上げたワインは多くないでしょう。ワイン単体でも楽しめ、温度帯を変えることによりチーズや青魚とも合いそうな果実味があるワインとして武器になるワインになるでしょう。


46027 Rose Rosato del Salento IGT "ロゼ" ロザート デル サレント

ロゼワインに求めるものは、白ワインとはわずかに違うニュアンスとして果実味なのかタンニンの苦みなのかがポイントになるでしょう。市場的にロゼワインはまだまだ果実中心で飲みやすさが魅力のように思われるかもしれませんが、世界的にはタンニンや苦みなど多くの味わい構成要素が多いワインとしてペアリングにも多く活用されています。 このワインのアタックは白ワインのような清々しい酸味を基調としつつ、すぐにブドウ品種個性である苦みを含んだ果実味とスパイスのニュアンスが非常にバランスよく感じられます。海洋性のミネラルも豊富なので、貝類や雲丹、青魚などペアリングが難しそうな味わいに寄り添える要素をふんだんに有したワインです。


46026 Amure Fiano e Manzoni Bianco アムーレ エ マンツォーニ ビアンコ

抜栓したばかりの段階ではやや閉じた印象がありますが、徐々にFianoの個性である黄桃香りが広がります。プーリアの白ワイン=酸味が穏やかで果実味豊かなワインというイメージを踏襲しつつ、さらにしなやかな酸味と海洋性ミネラルを豊富に含む塩味が結合して、口中が乾くような爽やかさが広がります。混醸されるManzoni biancoがこのワインのキーポイントになっていて、やや硬質な清々しい印象をワインに与えることで複雑味がうまれ、単体で飲んでも良いほどバランス感も取れており、魚介類だけでなくチーズや山の幸など幅広いペアリングが可能な万能性に優れた白ワインとしてお勧めでします。


クラウディオ・クアルタが手掛けるテヌーテ・エメーラは今回入荷の4アイテムを合わせ現在8アイテムをラインナップしています。

この機会にぜひチェックしてみてください。

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