アメリカでは古来より飼育されているバークシャー種。

100%の純粋種のみが「黒豚」と呼称され、日本でも同様に販売がされております。本来の豚の習性をもとに考えられた飼育方法で、自然豊かなストレスの少ない環境で育つことから、やわらかく優れた肉質を持ちます。

また【氷温熟成】という方式を採用しており、氷点下で熟成を促すことでより旨味が引き出されている点が特徴です。脂の融点が高くさっぱりとした肉質で、脂自体にも黒豚特有の甘みがあります。

そのため骨付きグリルなどシンプルな調理法で、純粋に黒豚の味わいをお楽しみいただくのがおすすめです。

調理例) グリル

【ペアリング考察】
バークシャー種の黒豚は氷温熟成を採用することにより、旨味がしっかりとしながら油脂も多くなく、身質がさっぱりとしているのが特徴です。
噛むごとに出てくる旨味が充実しているので、調理例のように骨付きでグリルされることが多いかと思われます。
イタリア国内で豚肉を食べる地域と言うと中部イタリアやシチリアが思い浮かびます。シンプルにグリルであれば炭火など香ばしさの度合いにより樽の効き方を調整するのも良いでしょう。
基本的には酸味がしっかりとして、しなやかなタンニンのあるワインならば肉の油脂を吸着出来てバランスも取りやすいです。
赤ワインだけに限定せず、白やロゼなどのバリエーションも是非考えていただきたいですね。

以上のことから以下のワインをお勧めさせていただきます。

・白ワイン　Vigneti Vumbaca Ciro Bianco 22　ヴィニェーティ ヴンバカ チロ ビアンコ 商品No. 60023
・ロゼ　Rosato Capezzana Vin Ruspo 21　ロゼ カペッツァーナ ヴィン ルスポ　商品No.42009
・赤ワイン①　Poggio Bertaio Umbria Rosso 21 ポッジョベルタイ オウンブリアロッソ　商品No.24907
・赤ワイン②　Cerulli Spinozzi Grue Teramane D.O.C.G. Montepulciano dAbruzzo チェルッリ　スピノッツィ　グルエ テラマーネ モンテプルチャーﾉ　ダブルッツォ　商品No.41913
・赤ワイン③　Felsina Chianti Classico 20 フェルシナ　キャンティ　クラッシコ　商品No.14206