2024/07/01佐藤おすすめ

今日のおすすめワイン

18年熟成の飲み頃を迎えたロエロの真の実力
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ワイン主任:佐藤信也
イタリアワインでオールドヴィンテージを探すのは本当に難しいと思っています。特にイタリアワインは寝かしてから出荷するという考えが少なく、出来上がったワインはすぐに出荷する傾向にあると思います。そんな中でもマルヴィラはワイナリーで寝かして、飲み頃になってから出荷するというイタリアワインでは稀少なワイナリーです。
ワインの写真

ワイン名: Malvira Roero Rosso Trinita Ris 2006

産地: ピエモンテ州・赤ワイン

特徴: 18年熟成の飲み頃を迎えたロエロの真の実力。

ワインの魅力
18年の熟成を経て真の実力を発揮した、飲み頃を迎えたロエロ(ネッビオーロ種)の何とも言えない鳥肌の立つ、なめし皮の香りと、エレガントでどこまでも綺麗な透明感のある余韻に驚きます。
味わいの特徴
ネッビオーロらしい淡いルビー色がほぼ変化なく、18年熟成したとは思えないようなクリアーで、まだまだ熟成できるブドウの強さを色合いから感じ取れます。香りの中には綺麗に優しい熟成香があり、黒い果実など、ネッビオーロの熟成した官能的な香りが感じられます。果実味もしっかりとあり、バローロやバルバレスコとは違うロエロ特有の柔らかな果実味とボディー感があります。タンニンはまだ強く感じられますが酸味とのバランスが絶妙です。マルヴィラのワインの特徴であるエレガントさは、遠い昔、畑のある場所が海だったことに起因する美しいミネラルにあります。若いうちからも楽しめますが、生産者としては「早飲みタイプとしてではなく、長熟タイプのワインとして楽しんでほしい」という思いが込められています。今回の2006年ヴィンテージは蔵出しですので品質も間違いないと思います。
おすすめのペアリング
熟成したワインは料理との相性が抜群です。まろやかに熟成したワインは荒々しい尖った箇所がなく、幅広いペアリングが期待できると思います。ピエモンテの郷土料理、ビテッロ・トンナートやタリアータなどの肉料理はもちろん、魚料理でもバターやチーズ、クリームソースなどの調理法なら全く問題なくペアリングしてくれます。が、ここはやはりピエモンテの名産トリュフを使った料理と合わせたいです。特別なワインに特別な料理、レストランでしか味わえないペアリングをお勧めして下さい。
ワイナリー情報
ワイナリーが順調に拡大し、新しい市場へ進出を続けているにもかかわらず、マルヴィラは家族経営を続けています。マッシモはブドウ畑の責任者、ロベルトは醸造の責任者として働いています。ロベルトの息子、ジャコモもワイナリー運営に携わっており、将来のマルヴィラを背負っていく新世代として、現在はワイナリーを手伝いながら、アルバのワイン醸造学校へ通っています。「熱意」「情熱」「根性」がダモンテ兄弟とスタッフのモットーです。マルヴィラ・ファミリー(スタッフも含めて)一人一人がこのモットーを基にワイン造りに携わっていることが、より純粋でより上品なロエロのワインを造っていると言っても過言でではないと思っています。
サービス時のポイント
大きめのブルゴーニュグラスで提供する事をお勧めします。提供温度は16-18℃。デカンタージュはお勧めしません。一気に空気に触れることでワインがバラバラになる可能性がある繊細なオールドヴィンテージです。時間の経過とともにワインの開いていく醍醐味を楽しんでください。
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