ドイツで味わう郷土料理

ドイツ料理と聞くと、プレッツェルやソーセージ、ザワークラウトを思い浮かびませんか?

ドイツ各地に郷土料理があり、ボリュームたっぷりなビールとの相性熱群な料理、そしてスイーツがあるのです。

 

今回は、ドイツ人の友人に会いにミラノから訪れたシュトゥットガルト、ベルリン、ドレスデンでいただいた美味しい料理とスイーツをご紹介します。

 

 

シュトゥットガルト

 

ドイツ南西部バーデン・ヴュルテンブルク州の州都のシュトゥットガルト。

メルセデスやポルシェの拠点として有名な街です。

丘陵地帯に囲まれ丘の斜面では、ぶどうが栽培されワイン造りが盛んでもあります。市内には、ワイナリーツアーもありテイスティングが楽しめるスポットもあるのです。

 

■シュトゥットガルトのある地域で親しまれているマウルタッシェ(Maultasche

(写真中央がマウルタッシェ)

 

マウルタッシェは、イタリアのラビオリのように、パスタの生地にお肉や野菜が詰められた料理。

手のひらサイズほどの大きさでラビオリと餃子がクロスしたイメージです。

詰め物は、ひき肉、ほうれん草、パン粉、玉ねぎ、チーズなど。煮込んでいるので、ヘルシーでジューシーな味わいです。

 

 

■ドイツ料理でもある弾力のある細くて短いパスタ「シュペッツレ」

ドイツ料理には多く登場する細く短いパスタ「シュペッツレ(Spätzle)」。

 

シュトゥットガルトでは、チーズと絡めた「ケーゼシュペッツレ(Käsespätzle)」を堪能。

ケーゼシュペッツレは、トッピングにオニオンがあるのが特徴です。

ボリュームあるサイズで、フレッシュなワインとの相性が抜群でした。

 

 

ベルリン

 

ドイツ北東部に位置し、ドイツの首都ベルリン。

数多くの名所、活気ある文化シーン、そしてどこか賑やかでありながらもリラックスしたライフスタイルで有名です。

歴史的建造物が現代建築と並んで立ち並び、過去と現在が混ざり合っています。

ベルリンの見どころは、ベルリンの壁をはじめブランデンブルク門、美術館、教会、テレビ塔の展望台などあります。

 

ここでは、ベルリン在住の友人おすすめレストランをご紹介します。

 

Joseph-Roth-Diele

どこかレトロなバーと食堂がクロスしたレストラン。

店内は小さいながら、ランチタイムは列ができるほどの人気店。

中心地から離れていますが、コストを抑えて伝統料理を堪能したい方にはおすすめのスポットです。

 

ベルリンの伝統料理でもあるイタリアのコトレッタのようなシュニッツェル(Schnitzel)

仔牛肉をミートハンマーで叩いて薄くしてバターで揚げています。ジューシーでやわらかい味わいが特徴です。

 

ドイツのシチュー、牛ほほ肉のグーラッシュ(Rindergulasch)。

 

牛ほほ肉のグーラッシュは、玉ねぎと一緒にゆっくり煮込み、フォークで切れるほど柔らかい牛肉。

パプリカ風味の濃厚なグレービーソースとシュペッツレやジャーマンポテトなどと一緒にいただきます。

リンダーグーラッシュとして知られるこの料理は、ドイツの家庭料理でもあるのです。

 

Joseph-Roth-Diele

住所:Potsdamer Str. 75, 10785 Berlin, Germany

公式サイトhttps://www.joseph-roth-diele.de/

 

Fischer & Lustig

ベルリンの観光地エリアでもあるエリアに佇むレストラン。

観光地ということもあり、ディナーの時間帯は多くの人で賑わっていました。

 

ベルリンでは、季節の野菜でもあるアスパラガス料理が多くあります。

アスパラガスのスープやグリル、サラダなど、バラエティに富んだレパトリーがありました。

 

タラのパンフィッシュ(pannfisch vom kabeljau)は、タラにパン粉をつけて焼き上げ、マスタードソースでいただきます。

 

ベルリン料理でもあるベルリン風仔牛のレバー(berliner kalbsleber)は、玉ねぎとりんごの甘酸っぱさが食欲をそそります。

赤ワインでじっくり煮込んでいるのでレバー独自の臭みがないソフトな食感。付け合わせのマッシュポテトも欠かせません。

 

Fischer & Lustig

住所Poststraße 26, 10178 Berlin, Germany

公式サイトhttps://fischerundlustig.de/

 

 

ドレスデン

 

ザクセン州の州都でもあるドレスデン。エルベ川や宮殿のある美しい街並が特徴です。

ベルリンからは、電車で約2時間の距離にあります。

ドレスデンは「シュトーレン」の発祥の地。

陶磁器の町として有名なマイセンが近くにあり、マイセンアウトレットもドレスデン市内にあります。

 

■ボヘミア風クヌーデル(Böhmische knödel

モチモチとした食感のクヌーデルは、小麦粉、卵、牛乳、イースト、塩などで作られたパンのようでモッツァレラをソテーした時のような食感。

サイドディッシュとして親しまれており、グーラッシュのソースとの相性も抜群でした。

 

白いボヘミア風クヌーデルが多いですが、クヌーデルをソテーして焦げ目をつけたものも香ばしい味わいが堪能できます。


 

■本場のシュトーレン

日本ではクリスマスの時期に親しまれているシュトーレン。

ドレスデンでは、1年中手に入ることができる伝統お菓子でもあるのです。

 

ドレスデンのシュトーレンには、マジパンが入っているのが特徴。

アーモンドがたっぷり練り込まれた甘いマジパンのシュトーレンはやわらかいしっとりした味わいです。

 

Emil Reimann

住所Schloßstraße 16, 01067 Dresden, Germany

公式サイト https://www.emil-reimann.de/

 

 

■チョコレートとバタービスケットがたっぷり入ったカルターフント(Kalter Hund

しっとりしたチョコレートとココナッツオイル、バタークッキー、卵、砂糖など使った焼かないスイーツ。平らで四角いのが特徴で、濃厚な味わいが楽しめます。

 

チョコレートフレーバー以外にもコーヒーフレーバーなどあり、砕いたビスケットやライスパフ、ナッツが加えられることもあります。

イタリアのチョコレートサラミにも似た印象がありましたが、リキュールなど入っていないのでシンプルで子どもも安心して食べられます。

 

 

ビールにぴったりなドイツ各地の伝統料理

 

ビールが身近にある国ならでは、ビールの相性が良い料理が多くありました。

 

今回、写真を残すことができませんでしたが、シュトゥットガルトでは、カリーヴルスト(カレー風味のソーセージ)、ベルリンでは骨付き豚肉をじっくり煮込んだアイスバイン、ドレスデンではボリュームのあるプレートに煮込まれた牛タン(Rinderzunge=リンダーツンゲ)など。

 

ドイツ人の友人は、午前中からアルコール度数が低いビールを、夕方はバーへ行くとビールは水を入れるようにグラスが空になったら追加。

ビール消費量世界トップ10内にあるドイツならではの、料理とビールの楽しみ方が垣間見れました。

 

ドイツへ行く機会がありましたらぜひ今回ご紹介した料理を堪能してください。