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ピエモンテの新規生産者「ブッシ・ピエロ」
ピエモンテ州のランゲとモンフェッラートの間に位置するカスターニャ地区から日本初上陸の生産者『ブッシ・ピエロ』
当社では今年4月に開催されたVINITALYで、コストパフォーマンスに優れ、品種や土地の個性がしっかりと表現されたピエモンテワインを探して、多くのテイスティングを行いました。
そして、ついに見つけたのが「ブッシ・ピエロ」という生産者です。
この生産者は、ワインの種類によって醸造方法や使用する容器を変えるというこだわりを持っており、この価格帯では考えられないほど丁寧に作られています。
彼らが造るワインには、人柄が反映されており、優しく温かみがあって、全体的に旨味を感じられるため、秋冬の料理にもぴったりです。
ブドウはすべて自家栽培され、ワインの醸造からボトリングまですべて自社で行う小規模な生産者です。このワインは、飲食店専売の商品です。
小規模生産で高品質でありながらも、「日本の市場でたくさんの人に自分のワインを飲んでほしい」との思いから、できる限り価格を抑えて出荷をしてくれたため、この価格が実現しました。
歴史は古く、1900年頃からワイン造りを行っています。
イタリアを代表するワインガイドであるBIBENDAビベンダを中心に各誌で高評価を獲得しており、2022年からは4代目であるフェデリコ・ブッシが中心となりワイナリーを運営していて、今後も期待される生産者です。
イタリア料理を愛する方々に、ブドウ品種個性に忠実なスマートな味わい、かつハウスワインにも使用できる適正価格のワインをお勧めしたいとの思いから、亀屋オリジナル商品として輸入されるワインの種類も少しづつ増えてきました。
ハウスワインはお店の顔であり、このワインが美味しいのであれば、その後に提案される個性的なワインにも期待が持たれることでしょう。
今回新たに日本市場にお目見えした、ピエモンテ州のBussi Piero社のワインを是非お試しください。
Bussi Piero社はバルバレスコ生産エリアのすぐ東、アリアーノ・テルメ、カネッリ、サント・ステーファノ・ベルボ など近年注目されるテッラ・ビアンカ地区に存在します。Astiのミネラル感やMonferratoの華やかさをバランス良く取り入れ、円やかさやエレガンスを目指した醸造容器を使用しています。
ブドウの味わいをスムーズに表現した「ナチュラリティ」溢れるコストパフォーマンスに優れたワインを生産しています。
どれも個性がしっかりと表現されていて、ワインが好きなお客様にもおすすめしやすいワインばかりです。もちろんすべて飲食店専売のアイテムです。
ぜひご活用ください。
また、ブッシ・ピエロは栽培からボトリングまで一貫して自社で行う小規模生産者が加盟しているFIVI(イタリア独立ワイン生産者連盟)※にも加盟しています。
※FIVIとは
FIVI(Federazione Italiana Vignaioli Indipendenti、イタリア独立ワイン生産者連盟)は、イタリアの独立したワイン生産者たちの組織です。
この連盟は、ワイン生産者が自らのブドウ畑で栽培し、そのブドウを自社で醸造し、ボトリングし、直接販売する生産者を支援し、その権利と利益を守ることを目的としています。
FIVIの主な使命は以下の通りです:
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品質と伝統の保護: 生産者が独自の方法で高品質なワインを生産するための環境を守ること。これは、伝統的な栽培技術や地元の品種を保護することも含まれます。
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持続可能な農業の促進: 環境に配慮した持続可能な農業とワイン生産の促進。これには、有機農法や自然栽培法の推進が含まれます。
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生産者の利益保護: 独立したワイン生産者が市場で競争力を持ち、適切な収入を得られるようにするための法律や規制の支援。
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消費者との直接的な関係の促進: 生産者が自社のワインを直接消費者に販売することで、消費者が生産者と直接つながり、製品の品質を理解しやすくすること。
FIVIは、ワイン生産者と消費者の間に強い絆を築き、地域の文化や風土を尊重したワイン生産を促進することを目指しています。
イタリア全土にわたる独立生産者が加盟しており、それぞれが個性的で高品質なワインを提供しています。
樽熟成9か月(新樽比率30%)のシャルドネ
洋梨、白い花のようなフローラルさ、わずかにバニラのニュアンスが感じられる。 抜栓すぐは酸が溌剌として爽やか。果実味は円やかでアルコールも12.5%と柔らかな印象。 ミッドに程よい苦みがあり味わいを引き締める。アフターにかけて酸味と果実味が一体となり余韻まで伸びていく。全体のバランス感もよくバターを使た料理やキノコ類、鶏肉の蒸し焼きなどとも相性が良さそう。エアリングで味の変化も楽しめるので1杯だけでなく2杯目の味わいも楽しみたい白ワイン