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2024/10/09 ㈱モトックス:藤本氏おすすめワイン
買うなら今!
『北の巨匠』手がける、近年の中での最高ヴィンテージ、
2022ヴィエディロマンス シャルドネ
藤本 華帆
凝縮感・ミネラル感・酸・どれもが洗練された圧倒的なスケール感。
果実の重みがたっぷりと感じられる、バランスも優れた寛大な白ワインは
これからの季節に是非おすすめしたい1本です。
ワイン名:Vie di Romans Chardonnay
産地: イタリア フリウリ ヴェネツィア・ジューリア州 フリウリ・イソンツォD.O.C. 白 辛口
特徴: 買うなら今!『北の巨匠』手がける、近年の中での最高ヴィンテージ、2022ヴィエディロマンス シャルドネ。
<ワイナリーの特徴>
ワイナリーはイタリア北部、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州、スロベニアとの国境に近い場所に位置しています。ワイナリーの所在する場所に、ローマ時代の道が有り、この道はアクイレイアからチヴィダーレという街を結ぶ道でした。
ローマ人の道という意味で、Vie di Romans=ヴィエディロマンスとなっています。
「ヴィエ・ディ・ロマンス」はイタリアで最も尊敬され信頼を得る北イタリアのワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏の歴史的改革によって世界中のワイン愛好家を魅了しています。
決して投資目的や流行に流されるのではなく、「良いワイン」を造るにはテロワールに最も適したブドウ品種を栽培し、凝縮したブドウを作り、完熟期を迎えたブドウを最高のタイミングで収穫することだ、というのが彼の哲学であり、これこそが人間の果たすべき役割であると考えています。
彼は畑にセンサーを設置し、1時間ごとに気温と湿度を測って霜を予測したり、春に霜が降りた際には何千個もの火鉢を畑に置き寒さからブドウを守ったり、、。
「テロワールの表現」のための彼の惜しみない情熱と努力、愛情を感じます。
また、単一畑から単一品種のワインを造り、テロワールを表現し、ステンレスタンクと樽を適度に組み合わせた近代的な醸造が行われています。
<ワインの魅力と味わい>
今回、私が選んだのは『ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ』。ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネは同ワイナリーの樽を使用しないシャルドネ「チャンパニス」と比較すると味わいだけでなく土壌から大きく異なっています。
「ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ」の表土は石英を含む中程度の深さ、その下の層は中程度、酸化鉄により赤みがかった粘土質になっています。
より凝縮度が高く、深く、厚みのある味わいになります。
バニラ、バターのようなアロマに焼きリンゴや完熟フルーツの香り。芳醇な果実味と上品な酸のバランスが素晴らしく高いレベルで共存しており、樽使いが絶妙です。
これからの季節にはキノコとチーズのリゾットやクリームパスタ、鶏肉や豚肉との相性がピッタリです!
<ヴィンテージ情報>
2022VTは近年の中で最も良いVTの1つになります。
バランスが素晴らしく、昨年より良い仕上がりとなりました。
過去のVTで似ている年はあまりないですが、挙げるとしたら2015と2016VTの中間のような特徴があります。
2022VTは日照が多く、暑い生育期となり、66,500本の十分な生産量に至りました。
ワインアドヴォケイトではRP 93点を獲得。
2022VTの味わいは果実の重みがたっぷりと感じられる寛大な白ワインであり、熟した桃や果実のアロマが際立つが、スミレやハイビスカスの花の甘いニュアンス、ラベンダーの香ばしいニュアンスもあります。
飲み頃は2024年から2030年にかけてになります。
肌寒くなってきたこれからの季節に「北の巨匠」が手がける、グレイトヴィンテージ、珠玉の白ワインを是非お試しください。
Vie di Romans Chardonnay
ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ
バニラ、バターのようなアロマに完熟フルーツの香り。芳醇な果実味と上品な酸のバランスが素晴らしく高いレベルで共存している。
コルクの種類: Natural Cork。
ワイナリー情報:
スロヴェニア国境近くのイタリア最北東、イソンツォ川の北側にヴィエ・ディ・ロマンスの畑は広がる。4代目当主ジャンフランコ・ガッロ氏はイタリア最高の白ワインの造り手の一人として尊敬されている。「人間・土地・気候・ブドウ品種」という、テロワールとしての要素を最大限に引き出したワインは、世界中の人気を集めるまでになった。