2024/10/30 ㈱グランド:石川氏おすすめワイン

森のベリー盛り合わせの香り 
“黄金のチロル”の名を持つ
地葡萄テロルデゴを秋の味覚と
ソムリエの写真
石川 遼平
森の中に自生している黒や赤の新鮮なベリーの香りとスパイスの余韻が混ざり合った美しいワイン。
黄金のチロルという名前にふさわしい香り高くまろやかで柔らかさのあり、気品がある味わいがオススメです。
ワインの写真

ワイン名:Monfort Teroldego Rotaliano

産地: トレンティーノ・アルト・アディジェ州・赤ワイン

特徴: 森のベリー盛り合わせの香り “黄金のチロル”の名を持つ地葡萄テロルデゴを秋の味覚と。

ワインの魅力
イタリア最北の州トレンティーノ・アルト・アディジェ州の地葡萄であるテロルデゴ種を使ったワインが新入荷いたしました。ブルーベリーやラズベリー、ブラックベリーや野イチゴなどアルプスの森で採れる黒や赤のベリーの強烈な香りが漂います。その中にスパイスとハーブの香りが折り重なり素晴らしい奥行きを生み出しています。
味わいの特徴
紫色の濃い艶やかなルビーレッド。森のベリー・スパイス・ハーブ香に、まろやかな酸があり、タンニンは細かく溶け込んでいて涼やかな印象です。アタックから余韻まで一貫して柔らかく、しなやかでピュアな葡萄の良さを素直に感じることができる味わいです。                                                                                                                                                                                                                                    
おすすめのペアリング
イタリア・アルプスの山の料理がぴったりです。干し肉を使った前菜、キノコ料理、アルプスチーズ、そば粉ガレット、あまり強すぎないジビエ料理の鹿肉や鴨肉との相性は抜群です。2年前に現地で食べたブルーベリー練り込んだパスタの鹿ラグーソースは最高だと思います。香りはくっきりとしていますが、味わいはしっとりと優しくピュアなので、和食の肉料理や根菜料理、豚肉とピーマンの黒酢炒め、八角を使った角煮などと合わせても面白いと思います。
ワイナリー情報
モンフォールは、この土地では珍しい小さな家族経営のワイナリーです。アルプスの山々は平地がほとんどなく畑仕事が過酷な上に醸造所の場所も限られるため協同組合が多いのですが、モンフォールは家族だけで、質より量と言われていた時代から一貫して“質”にこだわってきました。
真心を込めて作った葡萄が他の栽培家の葡萄と混ぜられることに疑問を感じ、創業当初から自らのワイナリーで、自分たちが育てた葡萄だけでワインを造り、ボトル詰めをしています。
その熱意は明らかにワインから感じ取ることができます。彼らはスパークリングワイン用のシャルドネやピノ・ノワール、ミュラートゥルガウを作っていますが、テロルデゴを作っているロタリアーノ平原は“ヨーロッパで最も美しい葡萄の庭”といわれています。

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ブルーベリーやカシスのフルーティーな熟した果実に綺麗な酸。 タンニンは柔らかく、ふくよかさと立体的なスタイルで、余韻までバランス良くいつまでも続いていきます。

モンフォールは家族だけで、質より量と言われていた時代から一貫して“質”にこだわってきました。テロルデゴを作っているロタリアーノ平原は“ヨーロッパで最も美しい葡萄の庭”といわれています。


コルクの種類:天然コルク。



  • 生産者:モンフォール - Monfort
  • 地域:トレンティーノ・アルトアディジェ
  • アルコール度数:13.5%
  • タイプ:
  • カテゴリー:DOC
  • 品種:テロルデゴ 100%
  • 熟成:バリック12か月
  • 飲用適温:16-18°C
  • ワイナリー情報:

    東アルプス・ドロミテ山脈の麓に広がるチェンブラ渓谷にて1945年よりワイン造りを行うシモーニ家。
    モンフォール社の歴史は、現当主の祖父ジョヴァンニ・シモーニから始まります。
    チェンブラ渓谷はイタリアのワイン栽培地の中でも標高の高い畑が多く、急な斜面(最大40%)で労働者にとっては非常に重労働となる環境です。
    当初より『厳しい環境の中で真心を込めて育てたブドウが他の栽培家のブドウと混ぜられることに疑問を感じていた』ジョヴァンニは、品質第一をコンセプトに共同組合にブドウは卸さず、栽培したブドウは自ら瓶詰し厳格に品質管理を行う道を選びました。

    アルプスの山々は平地がほとんどなく畑仕事が過酷な上に醸造所の場所も限られるため協同組合が多いのですが、モンフォールは家族だけで、質より量と言われていた時代から一貫して“質”にこだわってきました。真心を込めて作った葡萄が他の栽培家の葡萄と混ぜられることに疑問を感じ、創業当初から自らのワイナリーで、自分たちが育てた葡萄だけでワインを造り、ボトル詰めをしています。その熱意は明らかにワインから感じ取ることができます。彼らはスパークリングワイン用のシャルドネやピノ・ノワール、ミュラートゥルガウを作っていますが、テロルデゴを作っているロタリアーノ平原は“ヨーロッパで最も美しい葡萄の庭”といわれています。







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