熟成ワイン

熟成ワイン特集

熟成ワイン特集

熟成したワインの醍醐味を感じられる、熟成ワインの特集です。

色に深みが増し、香りは年月を思わせる熟成香があり、果実味が旨味になり、酸味がまろやかになっていく、そしていつまでも続く余韻のある特にワイン好きには人気のあるオールドヴィンテージワインです。

ワインアドバイザー永瀬氏の「熟成ワインのコラム」も掲載しています。ぜひ参考にしてください。

永瀬氏の写真

熟成ワインとは?

今回はワインの熟成についてお話しをしたいと思います よく「このワインの飲みはいつですか?」と言う質問を耳にしますが、一般的にほとんどのイタリアワインは市場に出荷された段階で1つの飲み頃と捉えて良い状態にあります。 論点となる飲み頃というのは、果実の若々しさを楽しみたいという好みや熟成による新たな旨味や風味を楽しみたいなどの好みが大きく関係しているのではないでしょうか。 従って熟成をしなければ美味しくならないワインはほとんどなく、熟成により今もっているバランス感がより全体に溶け込み、味わいに深みが生まれるニュアンスで捉えていきたいですね 。

これらの基本的な考えを持った上でワインの熟成というプロセスの魅力を探っていきたいと思います 1番の魅力は、十分に生育した健康なブドウが持つ様々な成分が、時間をかけてゆっくりと味わい深くなるところにあります。 長期熟成できるワインの条件として、幾多の種類の酸が多く存在していること、健全な有機化合物の存在、程良いアルコール度数と適切な外的環境にあることが必要です。

   ワインの品質を表す表現にテクスチャーと言う言葉があります。 言い換えれば「舌触り」いわゆる口の中でのなめらかさを表す表現です ワインが出来たばかりの段階でのテクスチャーは、ややざらつきや硬さがあることで滑りを感じにくいことがありまが、熟成によって角が取れた滑らかさが増していきます。 このテクスチャーに、熟成によって増した旨味成分が加わることで「芳醇」と言う表現のワインに変化していき、熟成ワインの真の美味しさが楽しめる事でしょう このプロセスだけは環境と時間だけが成し得ることであり、適切なタイミングで抜栓されたワインの味わいは何物にも変えがたい感動を呼び起こします 。

  ワインの熟成において紫外線や過度な温度変化は大敵であり、冷暗所で一定の温度にて保管することが望ましいです。 熟成ワインには澱が残っていることも多く、ワインを抜栓する前にこの澱を動かしてしまうと液体の中に舞い、クリアな味わいを損なう可能性もあります 。ワインを抜栓する前に立てて保管することや、場合によってはパニエを使いワインに澱が舞わないようにすることも重要です。

時間の経過は、そのもの本来の力強さを儚さに変化させます 熟成ワインを扱う際には、このことも十分に注意して、その素晴らしい体験を皆様に届けてください。

ソレンゴ1999

「ソレンゴ 1999」。25年熟成のスーパートスカーナ。限られた生産量の中で、至高のワイン体験を提供します。

CAMPORAバックヴィンテージ

CAMPORA バックヴィンテージ。4つのヴィンテージ(1996・1998・1999・2000年)が限定入荷。

マルヴィラ熟成ワイン

熟成ワインの魅力: 8年熟成の「サリエット」、9年熟成の「ランゲ・リースリング」など、豊かな味わいをぜひお試しください。

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