2025/1/30 当社ソムリエ:佐藤信也おすすめワイン

ソアヴェというアペラシオンにこだわらずガルガネガの可能性を求め
最高峰のワインを造り出すアンセルミ。
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佐藤信也
ソアヴェの革命児アンセルミが手掛ける芳醇ガルガネガ。
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ワイン名:Anselmi Capitel Foscarino

産地: ヴェネト州・白ワイン

特徴: ガルガネガにシャルドネをブレンドした厚みとエレガントさが共存する深みのある洗練されたワインです。

ワインの魅力
濃い目の麦わらの色調、マスカットなど熟れたフルーツの甘やかなアロマとミネラルを感じる爽やかな香りがあります。
繊細でなめらかなテクスチャー。ガルガーネガの果実味が凝縮したニュアンスがあります。
シャルドネが入ることによってソアヴェでは表現できないアンセルミ独自の厚みとエレガントさが感じられます。
イタリアの北東部に位置するヴェネト州、ヴェローナの西20kmほどのところにあるソアヴェ地区に、本拠を構えています。当主のロベルト・アンセルミは、ソアヴェ最高峰の造り手として大変な人気を誇っていましたが、法的に高収量が許され、凡庸なワインが多く醸されることの多いソアヴェの名称を嫌い、1999年にDOCの脱退を決意しました。よって99年以降、アンセルミのワインは、全てソアヴェを名乗らずIGTとなっています。 
ワイナリー情報
ソアヴェの名を世界に知らしめながら、最高のワインを造るために自らその名を捨てた伝説的英雄ロベルト・アンセルミ。
高収量のペルゴラ仕立てが一般的だった時代から、芽数の管理をしやすいコルドネ・スペロナートを導入し、低収量で質の高い葡萄の収穫を可能にする剪定法を取り入れています。
標高の高いソアヴェのクリュ、フォスカリーノとクローチェの畑を購入し、1981年にはクリュ毎のワイン造りに着手。
ソアヴェで初めてフレンチバリック発酵を取り入れるなど、品質を追求するための改革は今もなお続いています。イタリアのみならず、世界を代表する白ワインの造り手「アンセルミ」。
サービス時のポイント
厚みのある濃密な果実味と繊細さのあるエレガントさを感じていただきたいのでブルゴーニュグラスでの提供をお勧めします。
温度は少し高めの方がより香りを楽しめ、時間とともに開いていくワインの変化を感じていただけると思います。

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